こなしを受け入れた過程を書いてみようと思う

こんにちは、ゆきふるです。

私がこどもをもたない人生を生きていこうと決めてから2年と少しが経ちました。

この2年間で私はいろいろと考え、悩み、

そしてこのブログを立ち上げることを決めました。

私は2年間かけてようやくこどもを授かれないことを受け入れました。

今でも時々、切なさやどうしようもない空虚な感覚が押し寄せるときがあります。

でも、それは本当に一時のことになりました。

2年前はその感覚がずっと続いていて、今振り返るととしんどかったなと改めて思います。

 

このブログを立ち上げた経緯はプロフィールに書きました。

読んでない人は読んでみてね。そしてまたここに戻ってきて(笑)

ブログを始めるきっかけになったひとつが今から話す「コーンの分類」というものです。

これはたまたま理学療法士のニュースを見た時に知った言葉でした。

それをなんとなく調べたんですよね。

そうしたら、「この考え方って私がたどった軌跡と同じだ!」って気づいたんです。

私がこの知識を知ったのはもう2年がたってからでした。

でも、もっと苦しかった2年前に知っていたら、

もう少し楽だったかもなぁと思ったんです。

だから、もしこのブログを読んでいるあなたが今苦しみの中にいたら、

少し心が軽くなればいいなとその一心で書いてみます。

コーンの分類とは?

コーンの分類とは障害を受け入れる過程を分類した考え方です。

事故や病気で後天的に障害が残った場合、それを受け入れるしかないですよね。

でも頭ではわかっていても、それはすんなりとはいかないもの。

葛藤や拒否などさまざまな感情の過程を経て、

障害を受け入れていくのです。

「まさか、自分が障害をもつなんて。」

そんな気持ちと、

「まさか、私がこどもを産めないなんて。」

という気持ちがリンクするように私は感じました。

どういう過程なのかを説明します。

具体的な過程は?

コーンの分類では障害を受け入れるには5つのプロセスを踏むと考えられています。

その5つがこちらです。

ショック

拒否&期待

悲嘆

現実の承認

適応

違った言葉で説明されているものもありますが、

だいたいがこの5つの過程とされています。

これは障害の受容のプロセスですが、

不妊の受容のプロセスとして説明してみます。

ショック期

こどもができる見込みがないと告げられた直後の状態。

ショックで茫然とする、なにも考えられない、無の状態になることもあれば、

パニックになる、支離滅裂になるなどの混乱に陥る。

拒否&期待期

「どうして私が?」「なにかの間違いでしょ?」「私に限って大丈夫だわ」という拒否、

「他の治療をしたらできるでしょ?」「続けていればできるんだよね?」

という期待の感情をもつ。

努力すればできると信じているからこそ、前向きになり、頑張ろうとする。

これは「こどもができないという事実」に耐えられないために

自分を安心させようとするからです。

また、何かと交換して回避しようとするので、なにかに依存しやすくなる時期

悲嘆期

努力しても叶わないと理解し始める。

怒り、うらやましさ、恨み、妬み、憤りなど押さえられないほどの強い感情に苦しむ。

現実の承認期

現実を知り、こどもを持てない自分だと認識し始める。

ストレスがかかり、自分のことを卑下してしまい抑うつになる。

喪失感や強い不安、無気力になる。

適応期

現実を受け入れたうえで、未来に向けてのイメージを持ち始める。

将来設計を考えなおしたり、生きがいを見つけようとする。

不安感や憤り、抑うつが減ってくる

コーンの分類を知って楽になった実感

私はこどもを諦めてからの2年間、

説明できないほどの自分の感情の移り変わりに戸惑っていました。

コーンの分類を知って、自分の感情が明確に表されていると思いました。

客観的に自分の感情を見つめなおしました。

「あのとき、猛烈に怒りが湧いたのは悲嘆期だったんだ。」

「何もやる気が起きない無気力な時期は現実の承認期だからなんだ。」

そうわかって心が軽くなりました。

これはあくまでも私の経験がコーンの分類をたどっていたから

気づいたことですが、当てはまる人も多いのではないでしょうか。

今は「現実の承認期」と「適応期」をいったりきたり

この記事を書きながら、私はまだ完全な適応期ではないなぁと感じました。

たまにこどもと関わることがあると、

自分が今の人生に満足していないと感じるからです。

それに自分を『卑下』してしまうことも、いまだにあります。

だからこのブログを続けていって、

『こどもが持てないことを経験したからこそ、

このブログを書けたんだ』と思えたらいいなと願っています。

今はこのブログを書いてることが自分を見つめるいいきっかけとなっています。

 

不妊だとわかってから今日までを思い返すと、

とても感情が落ち着いたと感じます。

時間が解決してくれたということも大いにあります。

新しい仕事を始めたり、旅行をしたことで、

視野が広くなって苦しいことを忘れることができました。

当時を回想しながら書いているので、

たまに気持ちを思い出して落ち込んだり憤ったりしてしまうこともあり・・・。

でもそれもしょうがないなと思いながら書いています。

私があの時こういうブログがあったら読みたいと思うような

記事を書いていきたいと思います。

おしまい